ウエストユニティスは、スマートフォンやパソコン(PC)と接続して使用する小型のヘッドマウントディスプレー(HMD)「picoLinker(ピコリンカー)」を2018年10月10日に発売した(ニュースリリース)。本体の重さは約30gと軽く、眼鏡にクリップで装着するだけで手軽に利用できる。価格は6万円(税別)。従来機種「InfoLinker」は産業用途向けに販売していたが、picoLinkerは産業用途に限らず民生用途にも販売する。販売店舗については調整中で、後日公開する予定である。

picoLinker「WUZ-02A」
(出所:ウエストユニティス)
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 picoLinkerは、付属の「クリップマウンタ」で眼鏡に装着して使用することが前提となる片眼型のHMD。度なし眼鏡と眼鏡装着用のクリップマウンタが付属している。2015年に発表されてから約3年経ってようやく発売となった(関連記事)。発表当初と比べて、IPX4相当の生活防水に対応したほか、眼鏡への装着方法が、InfoLinkerのようなヘッドバンドによって後頭部で保持する方法から、クリップで片方のつるに固定する方法に変更となった。

従来機種「InfoLinker」
(写真:日経 xTECH)
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 ディスプレーの画素数は640×360、対角視野角は16.7度で、映像入力にはHDMIを使用する。本体側面のボタンを短く押すと画面輝度を3段階で調整できる。ボタンを長押しすれば画面が反転するため、右目と左目のどちらでも使用できる。コンテンツ保護に関する規格「HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)」や、本体からの音声出力には対応していない。

picoLinkerの各部の名称
(出所:ウエストユニティス)
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 スマートフォンに接続する場合は、別売りのHDMI変換アダプターを使用して、Alternate Mode対応のUSB Type-C端子か、Lightning端子に接続する。接続時にはPCとAndroid端末から電源を供給するが、iOS端末の場合は給電用に外部バッテリーが必要となる。

picoLinkerの接続例
(出所:ウエストユニティス)
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picoLinkerの利用イメージ
(出所:ウエストユニティス)
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