東芝デバイス&ストレージは、外形寸法が2.0mm×1.45mm×1.3mmと小さいS-VSON4Tパッケージに封止した電圧駆動型フォトリレーを発売した(ニュースリリース)。駆動電圧(DC電圧)が異なる2シリーズを用意した。1つは、+1.8V駆動に対応した「TLP34xxSRLシリーズ」。もう1つは、+3.3Vと+5Vに対応した「TLP34xxSRHシリーズ」である。それぞれのシリーズで、阻止電圧(VOFF)やオン電流(ION)などの特性が異なる5製品を用意した。VSONR4パッケージに封止していた同社従来品に比べると、実装面積を27%削減できるという。「電圧駆動型フォトリレーでは、業界最小の実装面積を実現した」(同社)。半導体テスターやその関連機器、プローブカードなどに向ける。

S-VSONR4パッケージに封止した電圧駆動型フォトリレー。東芝デバイス&ストレージの写真
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 2シリーズどちらも、素子構成はフォトMOSFETと赤外光LEDの組み合わせを採用した。リレーの構成は、ノーマリーオープン(1a接点)。阻止電圧(VOFF)は30Vと60V。オン電流(ION)は0.4Aと、1.0A、1.5Aの製品を用意した。実装面積は小さいものの、オン電流が0.4Aや1.0A、1.5Aと比較的大きいため、半導体テスターやその関連機器などに搭載する「デバイス・パワー・サプライ(DPS:Device Power Supply)」に適用できるとしている。

 例えば、DC電圧が+1.8V対応で、阻止電圧が30V、オン電流が1.5Aの「TLP3406SRL」の特性は以下の通り。オン抵抗は0.2Ω(最大値)。出力側の端子間容量は120pF(標準値)。オフ電流は1nA(阻止電圧が+20Vのときの最大値)。ターンオン時間は2ms(最大値)、ターンオフ時間は0.2ms(最大値)。絶縁耐圧は500VRMS(最小値)を確保した。動作温度範囲は−40〜+110℃である。

 5製品いずれも、すでに量産出荷を始めている。価格は明らかにしていない。

■変更履歴
この記事の掲載後、東芝デバイス&ストレージからニュースリリースに誤りがあったとの申し入れがありました。申し入れを受けて、以下のように本文の3カ所を修正しました。(1)第1段落の最初の文章にある「S-VSONR4パッケージ」を「S-VSON4Tパッケージ」に修正。(2)第3段落の3番目の文章「出力側の端子間容量は80pF(標準値)」を「出力側の端子間容量は120pFに修正。(3)5番目の文章の「ターンオフ時間は1ms(最大値)」を「ターンオフ時間は0.2ms(最大値)」に修正しました。現在の本文は修正済みです。