米Artesyn Embedded Technologies社は、外形寸法が24mm×13.7mm×8mmと小さい最大10W出力の絶縁型DC-DCコンバーターモジュール「ATAシリーズ10ワット」を発売した(ニュースリリース)。同社の「低出力産業用DC-DCコンバーター」の製品ラインナップに含まれるものだ。入力電圧範囲や出力電圧の違いで14製品を用意した。計装機器やデータ通信機器、コンピューター周辺機器、産業用オートメーション機器などに向ける。

24mm×13.7mm×8mmと小さい最大10W出力の絶縁型DC-DCコンバーター。Artesyn Embedded Technologiesの写真
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 入力電圧範囲が、+9〜36Vの製品と+18〜75Vの製品を用意した。いずれも最大入力電圧と最小入力電圧の比4対1と広い。出力電圧は固定である。+9〜36V入力品と+18〜75V入力品のどちらにも、+3.3V出力品と+5V出力品、+12V出力品、+15V出力品、+24V出力品、±12V出力品、±15V出力品を用意した。出力電圧の誤差は±2.0%。出力電圧のリップルは55mV。ラインレギュレーション(入力電圧変動)特性は0.8%。ロードレギュレーション(負荷変動)特性は1.0%。スイッチング周波数は350kHzである。変換効率は最大で80%が得られるという。

 絶縁耐圧は1.5kVを確保した。350kHzの固定周波数で動作するため、外付けの放射雑音(EMI)フィルターは最小限で済むという。伝導性EMIは、「EN 55022クラスA」と「FCCレベルA」をクリアできる。動作温度範囲は−40〜+80℃(温度ディレーティングは必要)。価格は明らかにしていない。