東芝デバイス&ストレージは、同社独自の自動位相調整機能「InPAC(Intelligent Phase Control)」を搭載した3相ブラシレスDCモーター用正弦波制御IC「TC78B041FNG/TC78B042FTG」を発売した(ニュースリリース)。InPAC機能を使えば、ホール信号とモーター出力電流の位相調整が簡単な設定だけで可能になり、モーター回転開始の低速回転から数千rpmまで幅広い回転数で高効率の駆動が可能になるという。さらに正弦波駆動を採用したため、矩形波駆動方式に比べてモーターの低騒音化と低振動化を実現できるとしている。

自動位相調整機能を搭載した3相ブラシレスDCモーター制御IC
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 スイッチング素子と組み合わせて使用する。さまざまな耐圧や電流出力のスイッチング素子が使える。さらにインテリジェント・パワー・デバイス(IPD)と組み合わせることも可能だ。エアコンや空気清浄機などの家電機器、産業機器などに向ける。

 電源電圧範囲は+6〜16.5V。発振周波数は6.8M〜15.5MHz。速度制御電圧入力範囲は0〜7.3V。正転/逆転切り替え機能や、出力電流制限機能、+5V出力のレギュレーター回路、モーターロック検出機能などを搭載した。TC78B041FNGとTC78B042FTGの違いはパッケージにある。TC78B041FNGは外形寸法が7.6mm×10.2mm×1.6mmの30端子SSOP。TC78B042FTGは外形寸法が5mm×5mm×1mmの32端子VQFNである。動作温度範囲は−40〜+115℃である。価格は明らかにしていない。