米Verizon(ベライゾン)は2019年3月13日、同社の「5G Ultra Wideband Network」サービスをシカゴとミネアポリスの2都市にも展開すると同時に、モバイル端末向け5G商用サービスも開始すると発表した(ニュースリリース)。同年4月11日より提供する。

出所:VerizonのTwitter
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 同社は2018年10月1日から一般家庭向け商用5Gブロードバンドインターネットサービス「Verizon 5G Home」を、ヒューストン、ロサンゼルス、サクラメント、インディアナポリスで運用しているが(関連記事)、今回、移動通信向けサービスを開始した。採用する仕様についても、同社独自仕様「5G Technology Forum(TF)」から、今後は3GPP標準仕様に準拠したものになるとしている。

出所:Verizon
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 今回の移動通信向けサービスは、まずは米Motorola(モトローラ)のスマートフォン「moto z3」を5G対応モデム「5G moto mod」で5G向けにアップグレードした端末が対象となる。5G moto modは同年3月14日から全米で先行予約を開始。価格は、先行予約期間限定で、50米ドルで提供する(市販価格は349.99米ドル)。ただし、5G moto modを購入するには、moto z3を所有しているか、あるいは同時購入する必要がある。

出所:Verizon
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 月々の費用は、Verizonの「Go Unlimited」「Beyond Unlimited」「Above Unlimited」などの使い放題プランに加入済みであれば、月額10米ドルで利用可能な5Gデータ無制限プランに加入できるとしている(最初の3カ月間は無料)。

 今回の5G Ultra Wideband Networkは、最新の無線技術を採用し、5Gカバレッジエリア外に移動した際にも、5G moto modが自動的に4G LTEへ切り替えることで、途切れのない通信を実現する。このサービスが体験できるのはシカゴとミネアポリスの一部地域に限られるが、今後速やかにこのサービスの適用範囲を拡大し、2019年内に全米の30を超える都市で運用開始したいとしている。