ダコタ・ジャパン(本社さいたま市)は、薄板の硬さを高精度に測定できる携帯型のロックウェル硬度計「METALTEST」(メタルテスト)を発売した(図1、2)。最薄で0.08mm(HRC70)の測定が可能なプローブと本体(表示部)が一体となっており、±1%の精度で硬度を測れる(図3)。開発はイタリアのAFFRI。

図1:「METALTEST」(出所:ダコタ・ジャパン)
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図2:使用例。ホイールの測定。(出所:ダコタ・ジャパン)
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図3:測定できる最小厚さ(出所:ダコタ・ジャパン)
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 新製品は、ロードセル動力測定法で金属の硬さを測定する。表示スケールとしては、ロックウェル硬さ(HRA、HRB、HRC、HR15N、HR30T)とブリネル硬さ(HB5、HB30)、ビッカース硬さ(HV)、ヌープ硬さ(HK)に対応している。

 測定範囲は、HRAが20~92、HRBが26~100、HRCが0~80、HR15Nが69~93、HR30Tが16~83。HB5は5~205、HB30は66~884で、HVは13~1865、HKは25~97。リバウンド硬さ計やUCI硬度計に比べて、測定範囲が広いのが特徴とする。リバウンド硬さ計と異なり測定方向による補正は要らず、あらゆる方向で測れるという。

 初期(基準)荷重は9.807N(1kgf)で、試験荷重は54.92N(5.6kgf)。再現性は±0.5HRCとしている。寸法は160×160×120mm、質量は約1.2kg。薄板やパイプ、コイルの他、硬化層や硬質クロムめっきの硬さ測定などに向く。価格は要相談。