アイ・ティ・アール(ITR)は2018年3月22日、国内のDaaS(Desktop as a Services)市場の規模の推移と予測を発表した。DaaS市場の2016年度の売上金額は113億円、前年度比31.7%増となった。市場を牽引する上位3ベンダーの伸びが市場規模の拡大の要因となっている。

図1●DaaS市場の規模の推移と予測
(出所:アイ・ティ・アール)
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 政府が主導する働き方改革を推進する手段の1つとして、DaaSへの注目度が増している。今後も導入の促進が期待できる。加えて、スマートデバイスなどのクライアント環境や利用場所の多様化を背景に、セキュリティの向上や運用負荷の軽減を目的にDaaSを検討する企業が増えている。

 また、依然として古いバージョンのOSやブラウザでしか正常に稼働しないアプリケーションを多く保有する企業も少なくなく、こうした問題はDaaSで解決できる。こうした背景から、DaaS市場の2016年度から2021年度にかけてのCAGR(年平均成長率)は23.5%で、2021年度には2016年度の約3倍の市場規模になると予測している。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:クラウド・コンピューティング市場2018」に詳細を掲載している。同レポートには、IaaS市場、PaaS市場、DaaS市場、エンタープライズSaaS市場(12分野)の国内全30ベンダーへの調査に基づいた2015~2016年度売上げ実績および2021年度までの売上げ予測を掲載している。

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