この連載では、普段の仕事で役立つちょっとした“法則”を紹介します。今回は、「ストレス回避につながる」法則です。

「超高速PDCAサイクル」で次々と仕事を回していく

 効率よく仕事をしながら、改善力をつけたいのなら、「PDCAサイクル」を意識してみるといいでしょう。

 この法則は、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返しながら仕事を改善し、円滑に進めていきます。

図1 孫正義式「超高速PDCAサイクル」
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 ただ、「作業は常に予想以上の時間がかかる」というホフスタッターの法則があるように、うまくいかないことも多いでしょう。仕事にスピードが求められる現在では、もはやこの法則は時代遅れと感じる人も、結構いるかもしれません。

 ところが、この法則を駆使して次々と結果を残している人がいます。ソフトバンクの孫社長です。ただし、元ソフトバンク社長室長の三木雄信氏(トライオン、 ジャパン・グラッグシップ・プロジェクト CEO)の著書「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」によると、孫社長はP(計画)に時間をかけません。

 これは「将来の予測を正確にすることは不可能なため、考えても仕方がない」と考えているからです。その分D(実行)とC(評価)に時間をかけ、次から次へとP(計画)を出しては、超高速でPDCAサイクルを回しているのです。

 PDCAサイクルについての本では、P(計画)を重要視するものが多いことからすると、逆の発想といえるでしょう。

 たしかに、たとえばWebデザインをする場合、あとで改善しなければならない要素がたくさん出てきそうなら、P(計画)を重視して時間をかけても効率的とは言えないかもしれません。大枠のデザインだけを決めておき、必要に応じてD(実行)とC(評価)に時間をかけたほうが効率的といえるでしょう。これならムダな作業時間を減らすことができ、ストレスの回避にもつながるでしょう。

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