新しい技術に目を付け将来のビジネスの芽を探る活動は、大小を問わずあらゆる企業に欠かせないものです。では大手企業グループではどのようなアプローチを採ればよいのでしょうか。NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)で広報を担当しながら、新技術育成などの活動で営業活動を側面から支援している中山 幹公氏(営業本部 営業企画部 部長)を取材しました。

NTTPCコミュニケーションズ営業本部 営業企画部 部長の中山 幹公氏
撮影:松本 敏明
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営業本部の中の広報とは

 NTTPCの設立は、NTTが民営化したのと同じ1985年です。グループ再編などを経て2002年に、NTTコミュニケーションズ(以下NTTコム)の完全子会社になりました。

 親会社のNTTコムがグローバル展開を図る大企業に直接アプローチするのに対し、従業員が600人規模のNTTPCは国内の中堅中小企業を対象に、パートナー経由を中心とした営業モデルで活路を開いています。親会社と活動領域を切り分け、大きな組織にはない機動性を武器に、新市場を素早く切り開く役割を担っているのです。

 NTTPCで広報を担当するのは営業本部 営業企画部の約35人のうち8人です。その業務には通常の広報活動に加えて、新規事業開発やアライアンス営業などを手掛ける営業本部内の各担当と連携したマーケティング活動もあります。

 NTTPCが扱う製品やサービスは幅広いため、広報担当者の裁量も大きくなります。新商品や協業、人事などのプレスリリースの発信にとどまらず、営業活動に貢献するマーケティングコミュニケーションも手掛けています。マーケティング活動ではユーザー企業やパートナー企業の関心やビジネスニーズに沿ったコミュニケーションを促します。そして「SD-WAN(Software Defined Wide Area Network)」などの先端技術を事業化する道を探る活動をしています。

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