今回は、Excelを使ってデータの間にある相関関係を見つけ出す方法を紹介する。

顧客訪問回数と売上高に関係はあるか

 M君の上司は「売上アップには顧客訪問回数のアップが欠かせない」が口癖だ。しかし「足で稼ぐ」スタイルに疑問を抱くM君は、上司の言葉がいまいち信用できない。そこでこの1年間の顧客訪問数と売上高を月ごとに整理して、両者には本当に相関関係があるのかを分析することにした。

 ちなみに相関とは、ある要因が変化すると、それに応じて別の要因も変化することを指す。要因が正の向きに変化したら、別の要因も正の向きに変化する関係を正の相関関係、逆にある要因が正の向きに変化したら、別の要因は負の向きに変化することを負の相関関係と呼ぶ。

 A列に月、B列にその月の顧客訪問回数、C列にその月の売上高を入力したExcelシートを使って、まずは顧客訪問数と売上高に相関関係があるのか、視覚的に検証してみよう。セルB1からC13までを選択して、「挿入」タブから「グラフ」にある「散布図(X, Y)またはバブルチャートの挿入」を選び、「散布図」をクリックする。これで、X軸に「顧客訪問回数」、Y軸に「売上高」をもつ散布図が作成される。

顧客訪問回数と売上高から散布図を作る
A1:C13に月別の顧客訪問回数と売上高を取りまとめた。この表から散布図を作った
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 データを見ると、どこかが右肩上がりで推移しているように見える。もうちょっと見やすくしてみよう。今回のグラフでは空白スペースが若干目につくのでこれらを削除してしまおう。

 まず、X軸の値をダブルクリックして「軸の書式設定」作業ウィンドウを開く。「軸のオプション」をクリックして「軸のオプション」を展開する。ここで、「最小値」は「40」、「最大値」は「100」に設定する。これでグラフの空白スペースをカットできた。「グラフ要素」ボタンをクリックして、横軸の軸ラベルも設定しておくとよい。

散布図を見やすくした
空白スペースをカットして見やすいグラフにした。そのあと横軸には軸ラベルを追加した
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