前回は、「人生の時間は有限であり、自分の人生をどう生きて、何を成し遂げるのか、人生をどうしたいのか」を真剣に考えるようになった私が、「時間泥棒」だった自分自身に初めて向き合えるようになり、時間を大切にするだけでなく「時間泥棒」をもっと撃退したくなったところまでを書いた。

 今回からは、時間を投資して新たな時間を創り出し、より豊かな働き方・人生の生き方をするために、私自身が何をしたかを振り返る。そのためにまず私は、時間をもっと有効に使うためにどうするのか?どう自分が変われば(どう自己変革すれば)よいのか?という自問自答を繰り返した。

「時間泥棒にならない」だけでは前に進まない

 自分自身の人生の時間、すなわち命の時間を大切にするのはそう簡単なことではない。つい自分には甘くなりがちなので、かなりの覚悟がないと挫折する。

 これは何となくダイエットに似ているような気がする。単に「太らないようにしよう」とか「余計なカロリーを摂取しない」という“ダイエットそのもの”を目的にすると、つい「ダイエットは明日から」と先延ばししたくなる。ダイエットの目的を“2カ月後の同窓会に、昔のようにスリムな自分で参加したい”といった内容に設定できれば、それをモチベーションに変えられる。

 同様に「命の時間を大切にする」ことは手段でしかなく、目的にするべきではない。命の時間を大切にすることで、「自分の人生をどうしたいのか。何を成し遂げるのか」を決めて、それを目的にできないと長続きしない。

 それだけではない。たとえ自分が強い決意を持って「時間泥棒されないぞ」と臨んでも、他人はそんなことは知らずに、これまで通りに「時間泥棒」をしようとする。例えば会社で突然、「NO」と会議招集を断り始めたら、嫌われるか、変なものでも見るような扱いを受ける羽目になる。

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