メールに対する考え方は人それぞれ。世代や職業、企業の文化によっても異なりますが、共通の認識を持つことがメールを使いこなすことにつながります。今回は集大成の第一弾として、メールが抱える本質的な問題にフォーカス。メールは、単なる情報伝達の手段ではなくコミュニケーションの手段。だからこそ「伝わるかどうか」が重要です。「伝わる」メールになるための必須条件とは何か。平野所長が解説します。

直井研究員(以下、直井):……。

平野所長(以下、平野):どうしたんだい、直井さん。浮かない顔をして。

直井:……。

平野:5月病だと思ったら今はもう11月だ。それにしてもこんなにテンションが低いなんて。何か悪いものでも食べたかな。

直井:所長、聞きました?このコラムが年内で最終回なんです。

平野:あ~その話か。もちろん知っているよ。「ビジネスメール事件簿」の時代から数えると今まで350回以上、メールについて語ってきた。このコラムから2冊の本も生まれたね。企業研修で「もしかして、平野所長ですか?」と聞かれたことも一度や二度ではない。直井さんもそうでしょ?

直井:はい……。

平野:ショックかもしれないけど、終わりという点に目を向けるのではなく、今まで得たものに目を向けてみたらどうだろう。

直井:確かに得たものがたくさんあります。「直井研究員が実在しているなんて!」「会えて嬉しいです!」「意外としっかりしているんですね」「毎回、所長との掛け合いを楽しみにしています」「応援しています!」など、たくさんのメッセージをいただきました。思い入れの強い場所だったので、終わってしまうのは残念ですし、寂しいです。

平野:このコラムがきっかけで出会った方も多かったね。でもまあ仕方がない。始まりがあれば終わりがある。だから前向きに捉えよう。このコラムを読んでメールについて理解を深めた人も多いようだ。そういう意味ではしっかりと役に立てたんじゃないかな。私はすごく満足しているよ。

直井:私も満足しています。

平野:今回を入れてあと4回だ。この4回をどう充実させたものにするかが大切だよ。

直井:そうですね。所長のくだらないギャグを排除するのか。きりっと真面目路線でいくのか。考えることがたくさんあります。

平野:まあ、ギャグは余計だが……あと4回で何を伝えるか。ある意味、集大成だからね。やっぱりメールといえば「伝える」と「伝わる」だ。今日はこの話をしよう。

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