「カオスマップからひも解くデジタルマーケティング」では、第1回で「BtoB企業での企業データ活用」について解説しました。第2回は、カスタマーデータプラットフォーム(Customer Data Platform:CDP)を取り上げます。CDPと関係が深いDMP(Data Management Platform)についても解説していきます。

 CDPは、マーケティングのための統合顧客データ基盤として、いま最も注目を集めているソリューションの一つです。CDPという言葉が使われ始めたのが最近の話ですので、その定義はまだ流動的ですが、CDPが注目される背景やCRMとDMPとの違い、主なツールが提供する機能や選択肢などを解説します。

CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは

 CDPは、あらゆる顧客接点から得られるデータをマーケティングツールと連携しながら「収集」し、一意の顧客IDにひもづけて「蓄積・統合」し、蓄積されたデータをBI(Business Intelligence)ツールで「分析」したり、任意の対象者(セグメント)へのマーケティング施策などの「アクション」を支援したりするための仕組みです。

CDPの主なデータマネジメント機能
作成:アンダーワークス
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 氏名や住所など静的な顧客データだけでなく、匿名のWeb訪問履歴(Cookie)やスマートフォンアプリ利用時の位置情報など、多様な形式の顧客データを含めて統合できるところに特徴があります。マーケティングツールとはAPI(Application Programming Interface)経由で連携し、リアルタイムにデータを自動収集します。

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