ノートパソコンに外付けの液晶ディスプレイを接続するなら、是非とも試してほしい使い方がある。それは「マルチディスプレイ」機能だ。これは、複数台の液晶ディスプレイを1台のパソコンから制御し、まとめてひとつのデスクトップとして利用したり(デスクトップの拡張)、同じ画像を両方に表示する機能(デスクトップの複製)である。

 特に長時間パソコンで仕事をするビジネスマンには、前者のデスクトップ拡張機能がお薦めだ。各アプリケーションのウィンドウを重ねることなく表示でき、仕事の効率が一気に上がるからだ。今回は、このマルチディスプレイ機能に焦点を当て、使い方や設定のこつなどを解説していく。

ノートパソコンに液晶ディスプレイを追加して、マルチディスプレイ環境で使うと非常に便利。画面上のExcelデータの出所は経済産業省
(撮影:スタジオキャスパー)
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仕事で使うなら拡張機能がオススメ

 前述したように、マルチディスプレイには二つの利用方法がある。「複製」設定にすると、パソコンに接続している複数のディスプレイに、同じデスクトップを表示する。例えばプレゼンテーションでプロジェクターや外部液晶ディスプレイをノートパソコンに接続して複製機能を利用すると、手元のノートパソコンの画面表示と同じ画像をプロジェクターなどに表示でき、マウス操作などもしやすい。

設定アプリの「システム」にある「ディスプレイ」の「複数のディスプレイ」項目で、「表示画面を複製する」を選択すると、複製機能が利用できる
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 仕事の効率を向上したいなら、「拡張」設定がオススメだ。これは、接続されている複数のディスプレイに、個別のデスクトップを設定して利用する機能である。接続する液晶ディスプレイが増えれば増えるだけデスクトップとして利用できる領域が広がるので、多くのアプリのウィンドウを一度に開いて作業できるようになる。

同じ場所のプルダウンメニューで「表示画面を拡張する」を選択すると、拡張機能が利用できる
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 例えばメインの大型ディスプレイには、書類を作成するためのWordのウィンドウを表示する。そして隣に置いたサブの液晶ディスプレイには、書類を作成するためのデータが整理されているExcelのウィンドウやWebブラウザーの画面を表示する。ひとつのデスクトップを利用している時と違い、それぞれのウィンドウを切り替える必要がないため、作業効率は大きく向上する。

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