ビジネスシーンでは、大きなポスターや資料をデジタル化して保存しておきたい場合もある。A3判までの書類ならば、2つに折って半分ずつスキャンすることで1枚に合成する機能を持つドキュメントスキャナーを利用する手があるが、より大判のポスターなどではそうもいかない。スマートフォンのカメラ機能を使って撮影するのが手っ取り早いが、屋内ではぶれたりしてきれいに撮影できないことも多い。

 大判のポスターなどスキャナーでは取り込めないものをデジタル化したいときは、デジタルカメラを使って撮影するのがよい。手のひらサイズのモデルでもスマホと比べて画素数が多く、細かな文字も精細に取り込める。

 市販の三脚に固定してセルフタイマーで撮影すれば、暗めの場所でもぶれを抑えてきれいに撮れる。外付けストロボなどのアクセサリーを利用することで、プロが撮影したような鮮明な仕上がりにもできる。

ポスターは、きれいにはがせる両面テープを使って壁に張る

 デジタル化したいポスターを用意したら、撮影する準備をする。大きな紙を平らにして固定するのは、床に置いて広げるのが最も簡単だ。しかし、天井にある証明の位置によっては、撮影に使うカメラや自分の姿が影になってしまうので好ましくない。大きなポスターだと、かなり大型の三脚を用意しなければ全体を写すのが難しくなるのも欠点だ。誤って大事なポスターを踏んだりして破損する危険性もある。

 こうした点を考慮すると、壁に張るのがベストといえる。自分の姿が影にならず、正面からカメラを構えることできれいに撮れる。前後すればポスターからの距離を簡単に調節できるので、大きなポスターも大型の三脚を用意することなく撮影可能だ。

ポスターを床に置いて真上から撮ると、照明の状況によってはカメラの影が落ちることがある。ポスターが大きい場合、高さを稼ぐために大型の三脚が必要となるのも悩ましい
(撮影:磯 修、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]
壁に張って正面から撮影すれば、カメラの影が落ちる心配はない。前後することでカメラとの距離が簡単に調整でき、大きなポスターも普通の三脚があれば撮影できる
※撮影に使用したポスターは環境省自然環境局生物多様性センターがWebサイトで公開している「重要自然マップ(簡易版)」、http://www.shiokaze.biodic.go.jp/data/26sokuhou/map.pdf)
[画像のクリックで拡大表示]

次ページ以降は日経 xTECH Active会員(無料)の方のみお読みいただけます。