今注目のSNSと言えば、Instagram(インスタグラム)だろう。テレビや雑誌などのメディアでも、Instagramの名前を聞くことが増えてきた。

 Instagramとは、写真や動画を撮影・加工・共有できるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であり、それらを利用するiPhoneやAndroidなどのスマートフォン向けアプリでもある。

 Instagramの企業アカウント例として、スターバックスを挙げよう。お洒落な写真が並びファッション誌のようだ(図1)。ポラロイドのインスタントカメラに敬意を払う意味で、掲載できる画像は正方形のみだったが、2015年8月より長方形も掲載できるようになっている。画像や動画には「いいね!」のほか、コメントも付けられる。

図1●米スターバックスのInstagram。スタバをイメージさせるお洒落な写真が並ぶ
出所:スターバックス(https://www.instagram.com/starbucks/)
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月間アクティブユーザー数が5億人を超える

 Instagramのサービスは、米インスタグラムが2010年10月、iPhone向けに開始した。2012年9月には約810億円で米フェイスブックに買収されて傘下に入っている。2016年6月21日には、Instagramの月間アクティブユーザー数(MAU)は5億人を超えた。2015年9月に4億人を超えて以来、わずか9カ月で1億ユーザーが増えたことになる。日本でも定着している米Twitterの月間アクティブユーザー数は2016年3月末時点で3億1000万人であり、これを大幅に上回っているのだ。

 日本国内でもInstagramの人気は高まっている。日本における月間アクティブユーザー数は810万人を超えている。ジャストシステムの「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査〜2015年度総集編」(2016年3月)によると、Instagramは2015年に最も成長したSNSであり、1月度の調査時に比べて利用率は1.5倍となっている。

 スマートアンサーによるInstagramに関する調査(2016年1月)によると、Instagramの認知・利用状況について聞いたところ、10〜20代女性の約37%が「現在Instagramを利用している」と回答し、これに対し他の世代は14〜17%程度にとどまっている。

 続いて、現在Instagramを利用していると回答したユーザーに対してInstagramの利用頻度について聞いたところ、10〜20代女性Instagramユーザーの4割以上が「毎日利用している」と答えており、若い女性はInstagramをアクティブに利用していると分かる。

 つまりInstagramは、国内外で今最も勢いがあるSNSであり、若い女性にリーチできるSNSとして注目を集めているというわけだ。

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