米アドビは「Adobe Summit 2019」の3日目となる3月28日に実施した、マルケトのユーザーコミュニティ「Marketing Nation」向けのセッションで、新コンセプト「ABX(Account-Based Experiences)」を実現する五つの要素とそれを強化するパートナー連携を解説した。

 アドビ デジタルエクスペリエンス事業部門担当シニアバイスプレジデントのスティーブ・ルーカス氏は、ABXの狙いを「企業の購買チームを構成する『個人』に、適切な『体験』を提供すること」と話した。

 アドビに買収される前のマルケトはユーザー企業にABM(Account-Based Marketing)と呼ぶターゲット企業への売り方(マーケティング)を支援する手法を提案してきた。ここにアドビが提案してきた「Customer Experience(顧客体験)」の考え方を融合させたものと見られる。

アドビ デジタルエクスペリエンス事業部門担当シニアバイスプレジデントのスティーブ・ルーカス氏(右)とアドビ会長、社長兼CEO(最高経営責任者)のシャンタヌ ナラヤン氏
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 「購買チーム」とは、ターゲット企業内で購買に関与する部門のメンバーやその意思決定に影響を及ぼす人物などを指している。新たに打ち出したABXでは、ターゲット企業内で購買にかかわる「個人」と強固な関係を構築することを目指し、その「体験」を高めるための五つの要素を整理した。具体的には

  1. Account Insights & Profiling:最も収益性の高いターゲット企業の把握
  2. Reach New & Known Customers:未知および既知のターゲット企業群へのリーチ
  3. Nurture:さまざまなチャネルによる、ターゲット企業が求める製品・サービスの提供
  4. Engage:ターゲット企業とのエンゲージメント構築
  5. Measure & Optimize:ターゲット企業のエンゲージメントの評価と最適化

 である。

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