クオリティソフトの「ISM CloudOne Ver.6」は、セキュリティ機能に注力した、エージェント型のクライアント管理ソフトである。クライアント機のインベントリ情報(ソフトウエア/ハードウエア構成)を収集して一元管理する機能と、クライアント上のソフトウエア(任意のアプリケーションやOSパッチ、ウイルス対策のパターンファイル)やOS設定などをリモートから更新する機能を中核とする。

ISM CloudOne Ver.6の画面例(ダッシュボード)
(出所:クオリティソフト)
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 セキュリティ確保に注力している。ユーザーに意識させることなくデータを暗号化できる。既知の脅威に対する脆弱性診断機能と、未知の脅威に対するふるまい検知機能を備える。利用を禁止しているソフトウエアを起動できないように制御できるほか、外部メディアへのデータの書き出しを制御できる。セキュリティレベル(パッチの適用状況、ウイルス対策パターンの更新状況、禁止ソフトのインストール状況など)を日次で診断し、これをグラフィカルに可視化する機能も備える。

 利用形態に合わせて、管理サーバー機能をクラウド型で提供する「ISM CloudOneクラウド版」、管理サーバーソフトをサーバー機にインストールして自前で運用する「ISM CloudOneパッケージ版」、管理サーバーソフトを汎用PCサーバーにインストールしたアプライアンス機器「ISM BoxOne」、VDI(デスクトップ仮想化)環境向けにCPU使用率やメモリー使用率などの監視機能を追加した「ISM CloudOne for VDI」、---の4種類を用意している。

 現行版では、管理コンソールのユーザーインタフェースを大幅に刷新しており、直感的に使えるようにしているという。製品の導入を支援する機能については、企業に必要なセキュリティのしきい値を「おすすめ設定」として提供し、導入工数を以前のバージョンに比べて1/10程度に軽減したとしている。

 製品の導入後は、保護対象の端末の状態やアラートを、1つのコンソールで統合的に監視できる。画面上では、対策が必要な箇所が洗い出されているため、管理漏れや対策漏れを防げるとしている。外部のセキュリティ製品とデータ連携するためのAPIも搭載している。

ISM CloudOne Ver.6の概要
用途と機能セキュリティ機能に注力した、エージェント型のクライアント管理ソフト
主要な機能■クライアント機のインベントリ情報(ソフトウエア/ハードウエア構成)を収集して一元管理する機能
■クライアント上のソフトウエア(任意のアプリケーションやOSパッチ、ウイルス対策のパターンファイル)やOS設定などをリモートから更新する機能
■各種のセキュリティ機能(データ暗号化、脆弱性診断機能、ソフトウエアの起動禁止制御、外部デバイス制御、ログ監視など)
提供形態と製品の種類■ISM CloudOneクラウド版(管理サーバー機能をクラウド型で提供)
■ISM CloudOneパッケージ版(管理サーバーソフトをサーバー機にインストールして自前で運用)
■ISM BoxOne(管理サーバーソフトを汎用PCサーバーにインストールしたアプライアンス機器)
■ISM CloudOne for VDI(デスクトップ仮想化環境向けにCPU使用率やメモリー使用率などの監視機能を追加したサーバーソフト)
現行版の強化点管理コンソールのユーザーインタフェースを改善。製品導入時は、企業に必要なセキュリティのしきい値を「おすすめ設定」として提供し、導入工数を以前のバージョンに比べて1/10程度に軽減
価格(税別)オープン。参考価格は、基本クライアントモジュール100ライセンスで約70万円
発表日2016年11月1日
出荷日2016年11月1日