レノボ・ジャパンの「Lenovo Storage DX8200シリーズ」は、市販のストレージ構築ソフトを同社の汎用PCサーバーに導入済みで提供する、ストレージ用途のアプライアンス装置である。組み合わせるストレージソフトに応じて、オブジェクトストレージの「DX8200C」と、SAN/NAS統合ストレージの「DX8200N」の2種類のアプライアンスを用意している。

Lenovo Storage DX8200Cの外観
(出所:レノボ・ジャパン)
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Lenovo Storage DX8200Nの外観
(出所:レノボ・ジャパン)
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 DX8200Cは、米Cloudianのオブジェクトストレージソフト「Cloudian HyperStore」をインストールしている。特徴は、Amazon S3互換のAPIを備えていることと、ノードを増設するスケールアウトによって容量と性能を拡張できること。最小3ノードから3ノード単位で増設できる。ノードとして、容量56Tバイト、84Tバイト、112Tバイトの3種類を用意している。

 DX8200Nは、米Nexenta SystemsのSAN/NAS統合ストレージソフト「NexentaStor」をインストールしている。中核はUNIX系OSのカーネルとZFSファイルシステムで、この上でスナップショット、レプリケーション、インライン重複排除など、各種のストレージ機能を提供する。

 DX8200Nでは、ストレージソフトを搭載したコントローラーに、データ格納用のJBODをSAS接続して使う。最大で8台のJBODを増設できる。JBODの種類と台数によって、大容量ディスクで容量を重視した構成や、SSDで性能を重視した構成がとれる。

Lenovo Storage DX8200シリーズの概要
用途と機能ストレージソフトを汎用PCサーバーにインストール済みで提供する、ストレージ用途のアプライアンス装置
モデルDX8200CDX8200N
SDSソフトCloudian HyperStore
(米Cloudian製)
NexentaStor
(米Nexenta Systems製)
ストレージの種類オブジェクトストレージ
(Amazon S3互換)
SAN/NAS統合ストレージ
(ZFSファイルシステムを使用)
特徴スケールアウト型で容量と性能を拡張できる。最小3ノードから3ノード単位で増設できるコントローラー2台をHA構成で使い、データ格納用には最大8台のSAS接続型JBODを接続する。JBODの種類と台数によって、大容量ディスクで容量を重視した構成や、SSDで性能を重視した構成がとれる
最小構成容量56Tバイト(4Tバイト×14台)のノード×3台構成コントローラー×2台とJBOD(2Tバイト×2台を搭載済み)×1台
最小構成価格(税別)1099万円763万円
発表日2016年11月9日
出荷日2016年11月9日