日本ヒューレット・パッカードの「HPE StoreVirtual 3200 Storage」は、中小企業向けに最小構成価格を低く抑えたSANストレージである。需要に応じて、ドライブの追加やストレージシェルフの増設によって容量を増やせるほか、複数のコントローラーノードをクラスタリング接続してスケールアウト型で容量と帯域を拡張できる。

StoreVirtual 3200の外観
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 基本きょう体は2Uラックマウント型で、ここにコントローラー2台とドライブ(2.5インチ×25個、または3.5インチ×12個)を搭載する。サーバー接続用のホストインタフェースはiSCSIまたはFibre Channelで、最小で4ポートから最大64ポートまで拡張できる。ストレージ拡張専用のきょう体を最大3台まで追加できる(最大構成時は2.5インチ×100個または3.5インチ×48個)。

 最大の特徴は、最小構成時の価格を99万円と低く抑えていること。構成例の1つとして、iSCSI接続型で、実効容量2.3TバイトのSAS HDDを搭載した場合の希望小売価格は、152万9000円。機能は、シンプロビジョニングやスナップショットなど、一般的な機能を一通り揃える。オプションで自動階層化やリモートコピーなどの機能も利用できる。

StoreVirtual 3200の概要
用途と機能中小企業に向いたエントリークラスのSANストレージ
ストレージの種類SANストレージ(iSCSI、Fibre Channel)
大きさ2Uラックマウント(コントローラー2台を内蔵した基本きょう体)
2Uラックマウント(ドライブ拡張用シェルフ)
ドライブSAS接続。きょう体1台に2.5インチ×25個または3.5インチ×12個を収容
メモリー容量コントローラー当たり8Gバイト(うち1Gバイトをキャッシュとして使用)
最大容量288Tバイト(3.5インチ6Tバイトディスク×48個)
RAID構成RAID 5/6/10
価格(税別)99万円(ディスクレス)から
iSCSI接続型で、実効容量2.3TバイトのSAS HDDを搭載した場合の希望小売価格は152万9000円
発表日2016年8月25日
出荷日2016年8月25日