パトロールクラリス IoT監視モジュールの概要
(出所:コムスクエア)
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 コムスクエアの「パトロールクラリス」は、エージェントレスで動作するシステム監視ソフトである。専用の監視プログラム(エージェント)を監視対象のサーバーなどにインストールすることなく、リモートからこれらの稼働状況を監視できる。監視対象システムがもともと備えているリモート監視の仕組みを利用する。

 パトロールクラリスがシステムを監視する方法は様々である。例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)による監視(監視対象機のSNMPエージェントの情報を取得する)、Pingによる応答の監視、個々のTCP/IPアプリケーションへの接続テスト、監視対象サーバーにリモートログインした上でのシステム監視やログ監視、---などができる。

 監視の結果に応じて、管理者へのメール通知、SMNP Trap通知、任意のコマンド起動、外部システムのWeb API(HTTPリクエスト)のキックなど、各種のアクションを起こすことができる。

 オプションの「IoT監視モジュール」を使うと、サーバーやネットワーク機器などのITシステムだけでなく、産業機械の制御デバイスやセンサーなど各種IoTデバイスの監視ができる。各種IoTデバイス特有のプロトコルやコマンドを利用してIoTデバイスのデータを収集したり異常を検知したりする。

 IoT監視モジュールのユーザー事例として、重要インフラを運用している電力系施設において、サーバー/ネットワークとPLC(シーケンサ)の統合監視を実現しているという。PLCの異常動作の検出、監視結果のグラフなどを含むレポート化、外部へのデータ出力、連携などを行っているという。

パトロールクラリスの概要
用途と機能エージェント(監視プログラム)を監視対象サーバーにインストールすることなくリモートからサーバーの稼働状況を監視するソフト
監視方法・Ping監視
・SNMP監視
・個々のTCP/IPアプリケーションへの接続テスト
・監視対象サーバーにリモートログインした上でのシステム監視やログ監視
など
IoTデバイスの監視IoT監視モジュール(オプション)により、産業機械の制御デバイスやセンサーなど各種IoTデバイスの監視ができる。各種IoTデバイス特有のプロトコルやコマンドを利用してIoTデバイスのデータを収集したり異常を検知したりする
監視結果を受けたアクション管理者へのメール通知、SMNP Trap通知、任意のコマンド起動、外部システムのWeb API(HTTPリクエスト)のキックなど、各種のアクションを起こせる
価格(税別)■パトロールクラリスの価格は、監視項目数に応じて変わる。監視項目数15個の最小構成時は、初年度18万9000円(初期費用が9万円、年額が監視項目1種類当たり6600円)
■IoT監視モジュールは、PLC監視モジュールの場合、50万円(別途必須となる年間保守費用が5万円)
発表日2016年8月3日(IoT監視モジュール)
出荷日2016年8月4日(IoT監視モジュール)