ウイングアーク1stの「SPA Ver.10.0」は、OCR(光学文字読み取り)機能を搭載した文書管理ソフトである。OCR機能によって、書類のデータ化、業務の自動化、データの活用、などを支援する。紙の書類をデータ化することによって、検索できるようになるほか、ETLやRPAとの連携も可能になる。

SPA Ver.10.0の画面
(出所:ウイングアーク1st)
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 SPA Ver.10.0では3種類のOCRエンジンを、読み取る項目ごとに切り替えて使い分けることができる。それぞれのエンジンを得意領域の読み取りに使うことで、全体の認識率が高まるという。OCRエンジンは、自社開発の「WingArc Data Capture」と、ABBYYジャパンの「ABBYY FineReader Engine」の2つを標準搭載。オプションで、Cogent Labsの「Tegaki」を利用できる。

 文書ファイルの自動仕分け機能も提供する。人が紙をファイリングする際の判断基準となる「仕分けのルール」を自動化したという。各種の文書ファイルや画像ファイルから、日付や数字、文字列などを読み取り、あらかじめ指定したフォルダに振り分ける。OCRで取得したデータを元に振り分けることも可能である。

 多言語を認識できる。対応する言語は、日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、フランス語、チェコ語、タイ語、韓国語。ユーザーインタフェースは、日本語、英語、中国語簡体字の3種を用意した。

 このほか、他システムから機能を利用するためのAPIも提供する。Web APIを介して利用できるほか、Javaや.NETアプリケーションに組み込むためのライブラリをオプション製品「SPA Connect Pack」として販売している。

SPA Ver.10.0の概要
用途と機能OCR(光学文字読み取り)機能を搭載している文書管理ソフト。OCR機能によって、書類のデータ化、業務の自動化、データの活用、などを支援する
OCRエンジン3つのOCRエンジンを利用できる。標準で、自社開発の「WingArc Data Capture」と、ABBYYジャパンの「ABBYY FineReader Engine」の2つを搭載する。オプションで、Cogent Labsの「Tegaki」を利用できる
OCRエンジンの
使い分け
種類が異なる3つのOCRエンジンを、読み取る項目単位で切り替える。それぞれが得意とする領域を使い分けることで、全体の認識率が高まる
文書ファイルの
自動仕分け機能
各種の文書ファイルや画像ファイルから、日付や数字、文字列などを読み取り、あらかじめ指定したフォルダに振り分ける。OCRで取得したデータを元に振り分けることも可能
グローバル対応日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、フランス語、チェコ語、タイ語、韓国語を認識する。ユーザーインタフェースは、日本語、英語、中国語簡体字の3つ
APIWeb APIを介して利用できる。Javaや.NETアプリケーションに機能を組み込むためのライブラリもオプション製品として販売する
価格(税別)■ソフトウエア版は、379万5000円から
■クラウド版「SPA Cloud」は、10ユーザーで月額5万円から
発表日2018年6月29日
提供開始日2018年6月29日(ソフトウエア版)
2018年7月31日(クラウド版)