昨今ではスマートデバイス、ウェアラブル、ドローンなどITに関わる新たな機器が次々と登場してきている。一方で、PC(パソコン)に関しては、「性能や機能は向上したものの、基本的な姿は大きく変わっていない」と感じる人も多いかもしれない。

 だが、Windows 10で導入された「サービスとしてのWindows」によって、今後は企業におけるPCのあり方が大きく変わる可能性がある。「サービスとしてのWindows」とは何なのか、最新の調査結果を元に見ていくことにしよう。

「サービスとしてのWindows」とは何か?

 Windows 10がリリースされてから既に3年が経過した。2020年1月にはWindows 7 SP1、2023年にはWindows 8.1がサポート終了を迎える。少なくとも今後5年以内には、大半のユーザー企業がWindows 10を利用する状況になるだろう。

 実は、Windows 10にはWindows 7 SP1やWindows 8.1とは大きく異なる点がある。従来のWindows OSでは、年単位の頻度でリリースされる「サービスパック」を通じて新たな機能が提供され、「サービスパック」を適用していない場合でも、数年程度はサポートを受けることができた。

 一方Windows 10では、「サービスパック」に相当する「機能更新プログラム」がインターネットを介して年2回提供される。これによりWindows 10にはバージョンという概念がなくなり、半年ごとに機能が新しくなっていく。

 ただし、「機能更新プログラム」が適用された状態のサポート期間は提供から18カ月間となっている。そのため、数年単位でサポートを受けるためには、新たな機能が不要なユーザーでも、「機能更新プログラム」の適用を続けていく必要がある。

 このように、「モノ」としてのWindows OSをバージョンアップによって買い替えるのではなく、定期購読のように新たな機能の提供を「サービス」として利用していく形態が「サービスとしてのWindows」である。つまり、Windows 10は従来のWindows OSの単なる後継ではなく、「サービス」の考え方を取り入れた次世代のOSということになる。

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