米IBMは現在、アプリケーションの開発や管理などをサービスとして提供するPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)「Bluemix」のベータ版を開発者向けに公開している(関連記事1関連記事2)。顧客との接点となるシステムの開発支援を狙ったものだ。主にモバイルアプリ開発の観点から、同社が買収した企業のサービスとの関連などを聞いた。

(聞き手は大谷 晃司=日経コンピュータ


IBM ディスティングイッシュトエンジニア ウィリアムソン A. リー氏
IBM ディスティングイッシュトエンジニア ウィリアムソン A. リー氏

モバイル分野の投資について教えてほしい。

 モバイルソリューションについては、必要であれば他の企業に対して投資をしている。買収も含めて必要な部分を拡充するアプローチを取っている。

 投資領域の一つにモバイルにおけるデザイン分野がある。現在も必要な投資を続けており、3年間で1000人以上のソフトウエアのデザイナーを採用することになる。こうした投資を続け、いずれは我々のソフトウエアのデザインに関するラボは世界最大規模になるだろう。

 モバイルにおいては特にデザインの問題は避けて通れない。フォームファクターの違いだけでなく、それを使う人のUX(ユーザー体験)を考えていく必要がある。UXの点でWebアプリとモバイルアプリの開発には大きな違いがある。

買収した企業も多い。

 最近モバイルの領域に関する投資としては、5月に(クラウドベースでJSON形式のデータを処理するサービスを提供する)Cloudantを買収した。モバイルアプリの開発のために(IBMのモバイルアプリ開発のための統合プラットフォームである)「Worklight」を使用する開発者は、構造化/非構造化を問わず様々なデータを扱い、アプリを素早く開発できるようになる。

 Worklightは、「Worklight Foundation」として再定義した。買収した企業が提供していたサービスもここに追加される形になる。米Fiberlink Communicationsの(モバイル機器管理=MDM=、モバイルコンテンツ管理=MCM=、モバイルアプリケーション管理=MAM=を提供する)「MaaS360」も今後ここに入ってきて連携する。

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