中国ファーウェイは世界のスマートフォン市場の出荷台数シェアで第3位の地位を固めつつある。その勢いは第2位の米アップルを射程にとらえており、日本でもSIMフリー市場ではシェアNo.1となるなど、存在感は日増しに大きくなっている。

 果たして、同社の世界戦略はどうなっているのか。ファーウェイのコンシューマー事業部門のCEO(最高経営責任者)であるリチャード・ユー氏に、スペインのバルセロナで話を聞いた(写真1)。

写真1●ファーウェイ コンシューマー事業部門CEOのリチャード・ユー氏(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 日本のメディアからインタビューを受けるに先立ち、ユー氏は日本市場の印象として、「非常に重要なマーケットだ。さらに大切なパートナーとしても見ている」と語った。

 パートナーの意味には、部品メーカーとの関係も含まれるという。「カメラのイメージセンサーはソニー、ディスプレイはジャパンディスプレイ、バッテリーもソニーと、多くの日本製部品を利用している。村田製作所やパナソニック、京セラともパートナー関係にある」とし、「日本製の部品を使用したスマホをグローバルに出荷している」と強調した(写真2)。

写真2●新製品「MateBook X Pro」にもジャパンディスプレイ製の液晶パネルを使用する
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 ファーウェイの創業者でCEOの任正非氏も日本を高く評価している。「ファーウェイに入社して25年になるが、日本人のようにまじめに技術を極め、品質を第一に考えるように教わってきた。私自身も私の子どもも、日本が大好きだ」(ユー氏)。

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