写真1●米ブロードコムの「WICED Sense」
温度と湿度センサーと気圧センサー、ジャイロスコープ、加速度センサー、コンパスを内蔵。そのセンサーで計測した結果をスマートフォンで読み取れる
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 今、目の前に手のひらに収まるぐらいの大きさの装置がある(写真1)。米ブロードコムの「WICED Sense」という製品だ。温度と湿度センサーと気圧センサー、ジャイロスコープ、加速度センサー、コンパスを内蔵していて、通信機能としてBluetooth Smartを搭載。iPhoneとAndroid用のアプリが用意されている。スマートフォンとペアリングして、センサーが計測した結果を読み取れるものだ。

 小型で省電力なので、産業用はもちろんだが、ウエアラブルデバイスや家庭用デバイスにも使用できる。多少大げさな言い方をするとポケットに入るIoT(Internet of Things)センサーだ。今回、入手したので簡単にレビューしてみたい。

 WICED Senseは、ブロードコムが約2年前に立ち上げたWICED(Wireless Internet Connectivity for Embedded Devices)シリーズの最新開発キットだ。2014年8月26日に米国で発表され、2014年10月から出荷が始まった。日本ではマクニカマウサーエレクトロニクスが販売している。価格は税抜きで2450円(2014年11月4日現在)と比較的安い(写真2)。

写真2●マクニカの「Online Store」
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 アプリもiOS版Android版があり、無料でダウンロードできる。ただし、開発キットなので、計測した結果を見せてくれるだけ。例えば、気圧が下がったらアラートを出すとか、計測結果を記録してグラフ化するといった機能はない。あくまでも開発キットなので、後からアプリを開発する環境は用意されている。同社の開発者向けコミュニティサイト「Broadcom Community」に登録すれば、開発用のソフトや各種ソースコードが入手できる(写真3)。

写真3●米ブロードコムの開発者向けコミュニティサイト「Broadcom Community」
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