2016年7月に、「Linuxのシェアが初めて2%を突破」というニュースが一部ネットメディアで流れた。しかもサーバーではなくパソコン製品で伸びているという。

 パソコンのメーカー別シェアでは、POS情報などを基にした販売シェアなどがよく使われるが、Linuxをプリインストールしたパソコンはまずない。そのため、Linuxのシェアの数値では、WebサイトにアクセスしたパソコンのOS情報を集計したデータがよく使われる。

 先ほどの「2%を突破」の情報元は、米Net Applicationsの「Net Market Share」になる。これは、同社の手掛けるWeb分析サービスの「HitsLink」などを利用している、4万以上のWebサイトへのアクセス情報を分析したデータだ。毎月160万人の利用者が集計対象になっているという。

 Net Market Shareのデータによれば、Linuxのシェアは2014年12月には1.34%だったが、2016年6月に2.02%になった。7月以降も4カ月連続で2%以上をキープしており、最新の2016年10月のデータでは2.18%となっている(図1)。単純計算では、2年弱でシェアが1.6倍になったことになる。そんなに利用者が増えるような出来事が最近あっただろうか。

図1●Net Market ShareのデータによるデスクトップOSのシェア
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