日経Linuxと日経ソフトウエアでは毎年夏から秋にかけ「みんなのラズパイコンテスト」を開催している(図1)。ミニボードコンピュータの「Raspberry Pi(ラズパイ)」を使った作品やアイデアを一般から広く募集するコンテストで、今年で3回目となる。このほど、今年の審査会を開催したところ、昨年と比べて大きな変化があった(図2)。

 コンテストの作品を募る方式は例年大きくは変えていない。つまり応募作品の傾向に変化があれば、それはラズパイの使われ方の変化をある程度示しているといえるだろう。この変化の中から特に大きな三つの傾向を紹介したい。

図1●ラズパイコンテスト
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図2●審査会の様子
撮影:久保田 浩(日経ソフトウエア編集)
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応募作品数が1.5倍に伸びた

 まず驚いたのが応募作品の数だ。昨年が100件ほどだったのに対し、今年は150件以上と大幅に伸びている。これはラズパイのユーザー数が増加していることを示す一つの証左だ。ラズパイが登場して4年半経つが、今でも新しい話題に事欠かない。この1年で主な新製品として3世代目の「Raspberry Pi 3」と、低価格でよりコンパクトな「Raspberry Pi Zero」の2製品が投入され、どちらも売れ行きは好調だ。リピーターだけでなく、新しいユーザーが広がっている。

 応募者の年齢層も広がりを見せている。下は8歳の小学生から、上は72歳までと幅広い。昨年は下は10歳、上は68歳だった。また、女性からの応募も昨年の7件から今年は15件に増えている。これもラズパイそのもののユーザー層の広がりを示していると思われる。

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