2016年9月7日、東京・西新宿の高層ビル街に、周囲の風景になじまない真っ黒い大型バスが現れた(写真1)。平日のオフィス街では目立つコスプレ姿の女性もいる(写真2)。

 これは、高速バス大手のWILLER ALLIANCEが、米ナイアンティック(Niantic)の位置情報を活用したスマートフォン用の陣取り合戦ゲーム「Ingress」とのコラボレーションで運行する「NL-PRIME」というバスだ。ナイアンティックは「ポケモンGO」の運営会社でもある。

写真1●西新宿高層ビル街に停車中のIngressバス「NL-PRIME」
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写真2●この日の1日添乗員を務めたyuzuさん
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 NL-PRIMEは7月17日に運行を開始し、今は東京都内や千葉・神奈川県を周遊するコースを走る(関連記事:WILLERがIngressバス「NL-PRIME」を運行、スマホゲームで地域活性化)。11月以降は大阪・京都府を走る予定だ。

 筆者は取材活動の一環で、このバスに試乗し、その後の交流会に参加した。筆者は個人的にも乗り物が大好きで、仕事でも鉄道(京都丹後鉄道)・バス運営事業者として成長著しいWILLERグループも取材対象としてきた(関連記事:ネット予約率は98%、脅威の効率を実現するWILLER ALLIANCEの長距離バス4年で30倍! データ分析でインバウンド需要をつかみ取った城崎温泉)。

 その延長線上で、今回のイベントを取材した理由が2つある。まず、ポケモンGOの源流に当たるIngressの人気の秘けつを探りたいと思った。ネットサービスの魅力を探るには、リアルの場にユーザーが集まる“オフ会”に行ってその声を聞くのが近道だと考え、これまでにも実践してきた(関連記事:Instagramの“撮影オフ会”が熱い! Twitterを超える人気の秘密を探る)。

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