OneDriveの場合は、WordやExcelの文書ファイルの閲覧にOffice Onlineの機能を使っており、閲覧モードでのレイアウトの再現性は高い。ただし、Excelでワークシート上で図形を利用している場合、閲覧モードで図形は表示されない。また、そのようなExcel文書を編集モードで開くと、図形のデータが自動的に削除されてしまうので注意が必要だ。

 PDFファイルなら再現性の違いはほとんどない。対応しているサービスなら、いずれもほぼ正確な表示になる。残念なのは、テキストファイルの表示だ。文字コードが日本語で一般的な「シフトJIS」だと、OneDriveやGoogleドライブでは文字化けしてしまう。Dropboxでは問題なく表示される。

写真の閲覧や整理の機能に工夫

 世界的に見て、オンラインストレージに保存されているファイルの種類で最も多いのは写真だという。そのため、いずれのサービスも写真専用の機能を用意している。サムネイルのクリックで拡大表示になり、写真を次々と切り替えるなども簡単に操作できる。

 OneDriveでは、位置情報付きの写真なら地図が表示され、Exifにある撮影データなどの詳細情報も参照できる。画面下に写真のサムネイルが並ぶのも便利だ。ファイルやフォルダーの表示画面で左にある「すべての写真」を押すと、フォルダーの区別なしで写真が時系列に並ぶ(図5)。

図5●WebブラウザーでOneDriveを表示し、「すべての写真」を選ぶと、保存してあるフォルダーの区別なしに写真が時系列で並ぶ
[画像のクリックで拡大表示]

 時系列表示はDropboxも同様であり、加えて、Dropboxでは、フォルダーとは無関係にアルバムを作って写真を整理する機能がある。なお、グーグルはこういった写真関連の機能をGoogleドライブではなく、SNS「Google+」で提供している。

 そのほか、保存してある動画ファイルのストリーミング再生も一般的になった。音楽ファイルの再生も同様。ただし、今のところOneDriveは音楽ファイルの再生には対応していない。

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