パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットの併用が前提になると、どの機器からでも利用したいファイルは、ネットワーク上のストレージに保存するのが一般的になってくる。

 単にファイルを保存するだけならNASの利用がベストだろう。しかし、保存したファイルを手軽に扱いたいとなると、Webブラウザー上やスマートフォン向け専用アプリでの機能が充実しているオンラインストレージサービスが便利だ。無料の範囲だと保存容量は数G~十数GBに制限されるが、用途を絞ったり複数サービスを使い分けたりすれば十分に利用できる。

 ここでは、個人向けのオンラインストレージサービスとして人気の高い米マイクロソフトの「OneDrive」、米ドロップボックスの「Dropbox」、米グーグルの「Googleドライブ」を比較し、オンラインストレージの最新機能を比較してみる(図1)。

図1●無料で使える、国内での主要なオンラインストレージサービスの概要をまとめた。いずれも日本語対応しており、パソコン向けの同期フォルダー用ソフトを提供している
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 なお、Windows 8.1ユーザーならOneDriveが標準機能なので利用しない手はない。設定のバックアップ機能などを兼ねており、エクスプローラーでもオフライン機能が使える。同じ理由で、iPhone/iPadやMacユーザーなら、iOS 8やOS X Yosemiteの新機能としてこの秋に登場する「iCloud Drive」に期待しよう。Windowsからも利用できるという。

 全体的に見て、ファイルを保存してさまざまな機器から参照するといったオンラインストレージ本来の用途なら、Dropboxが優れている。Webブラウザー上やAndroidアプリ、iOSアプリで、Office文書やテキスト、音楽や動画など各種ファイルのプレビュー機能がほかよりも充実している。なお、プレビュー機能の充実度は、2014年5月に国内向けを本格化させた米ボックスの「Box」もかなり高い。

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