中国をはじめ訪日外国人は急増している
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 「河津」「伊豆」「松田町」。これらの共通点が何か、おわかりになるだろうか。

 「早咲きの桜の名所」と思い当たった人はご明察。ただ、この種明かしには続きがある。日本の花見スポットとして、中国人観光客の注目度が高まっている地域なのだという。

 これはホットリンク傘下のトレンドExpressが実施した、中国人のネットクチコミ分析結果の一端だ。同社は中国の大手SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である「微博(ウェイボ)」の投稿データを分析し、中国人の日本観光に関する動向をまとめたリポートを企業向けに販売している。

 京都や東京、清水寺など定番とも言える観光地はもちろんのこと、桜の名所を具体的に指定してウェイボに書き込んでいるケースが今年は目立つという。日本人とて必ずしも思い至らないかもしれない観光スポットにまでアンテナを張っている中国人観光客の貪欲さには驚くばかりだ。

 トレンドExpressによれば、これらの地域は桜の開花時期が総じて早いため「誰よりも早く日本の桜を見ることができると、面子を気にする中国人の人気を集めている」という。

データ活用で訪日客を深く知る

 訪日外国人、いわゆる「インバウンド」向けのビジネスが活況だ。訪日客数は2015年に2000万人に迫る勢いで増加。政府は2000万人としていた2020年の訪日客数の目標を、4000万人へと上方修正した。

 増加する訪日客を効果的に集客し、もてなし、そして帰国後にも関係をつなげる。インバウンド事業に取り組む企業や自治体は今、こうした考えの下で持続的な訪日客増のサイクル作りに取り組んでいる。日経コンピュータの4月14日号では、こうした企業の取り組みを特集した。

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