日経Linuxにいつも寄稿しているライターから「面白いソフトがありますので日経Linuxで取り上げませんか?」という1通のメールが届いた。2015年に話題になった、ディープラーニングを用いた画像拡大ソフト「waifu2x」だという。

 画像の拡大とノイズ除去の機能しかないソフトだったので最初は興味がなかったが、実際に使ってみたところディープラーニングのすごさを体験できた。今後さまざまな分野に活用されていくディープラーニングだが、このように誰でも手軽に体験できるものが増えていくとよいだろう。

従来と異なる画像拡大手法

 通常、画像の拡大やノイズ除去は画像処理ソフトの「フィルター」機能を使えば可能だ。画像を拡大する場合、足りない画素(ピクセル)を追加していく。追加する画素の色は、周辺の色から計算で求める。Linuxでは、画像処理に「ImageMagick」というソフトがよく使われる。このImageMagickが備える「Lanczos」フィルターで画像を拡大できる。ただし、画像がぼやけたり輪郭がギザギザになったりする。

 waifu2xでは、2分の1に縮小した画像と元画像の差を学習したデータを使って、拡大画像を得るまったく異なる手法が使われている。学習するデータにもよるが、くっきりした画像として写真やイラストなどを拡大できるという。

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