7月下旬、あるIT企業で講演した(写真1)。いつもはネットワークに関するテーマで講演するのだが、今回は「自分主義」について話すようにとの依頼だった。この企業の経営者が筆者の著書「自分主義-営業とプロマネを楽しむ30のヒント」を読み、営業やSEの人たちに話を聞かせたいと考えられたそうだ。

写真1●あるIT企業で講演する筆者
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 講演時間が2時間あったので時間切れの心配をすることなく、あちこち寄り道して皆さんを楽しませることができた。立ちっぱなしで話したが疲れることもなく、気持ちよく講演できた。

 さて、本論に入ろう。日本人のiPhone好きは個人に限らず法人にも当てはまる。特に大企業ではiPhone比率が高い。それは大手携帯電話事業者が押し込むようにiPhoneを売ってきたからだ。

 1000台単位のまとまった数で、普通のユーザーが聞いたら怒りを覚えるような安値でiPhoneとFMCなどの通信サービスを提供している。格安SIMと同等の料金でデータ容量は月7Gバイト、通話は相手を限らずかけ放題、などという話を聞く。FMCはFixed Mobile Convergenceの略で、簡単に言えばiPhoneを内線電話として使えるよう携帯事業者がクラウド型のPBXサービスを提供するものだ。大企業は創意もなく工夫もしなくても、いいものが安く手に入るらしい。

 だが、大企業でなくてもサービスや製品の選択と組み合わせを工夫すれば安価な費用で利便性の高いコミュニケーション&コンピューティング環境を手に入れることができる。そのために前々回述べた優れたセキュアモバイル網の選択と並んで大事なのが企業で使える格安スマホを選ぶことだ(参考記事:セキュアモバイル中心の設計で企業ネットが面白い!)。

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