インテルは2017年9月26日、デスクトップPC向けの新CPU「第8世代Coreプロセッサー(開発コード名:Coffee Lake-S)」に関する説明会を開催した。一般的なPCで使われるCore-i7/i5/i3のCPUコアを2個増やし、4~6コアに増やした。2017年第4四半期に出荷する。

 デスクトップPC向けのCPUとして提供するのは、Core i7-8700K/i7-8700、Core i5-8600K/i5-8400、Core i3-8350K/i3-8100の6製品。

 Core-i7が6コアで「ハイパー・スレッディング(HT)」による12スレッドの同時実行が可能。動作周波数は8700Kが3.7GHz、8700が3.2GHzで、負荷の高いコアの動作周波数を引き上げる「ターボ・ブースト(TB)」機能で8700Kが最大4.7GHz、8700が最大4.6GHzで動作する。

 Core-i5は6コアでHTには対応しない。動作周波数は8600Kが定格3.6GHz、TB時4.3GHz。8400が2.8GHz、TB時4GHz。

 Core-i3は4コアでHT非対応。動作周波数は8350Kが4GHz、8100が3.6GHzで、TBには非対応。

 内蔵メモリーコントローラはCore-i7/i5が2チャネルのDDR4-2666、Core-i3が同DDR4-2400。いずれもOptaneに対応する。OptaneはDRAM並みのアクセス性能を持つ不揮発性メモリーを使ったストレージで、HDDのキャッシュとして動作する。

デスクトップPC向け第8世代Coreシリーズの主な仕様
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 CPUソケットは従来と同じLGA1151だが「互換性はない」(同社の渥美和彦技術本部技術部長)。チップセットについても、併せて出荷する新チップセット「Intel Z370」が必要になる。

デスクトップPC向け第8世代Coreシリーズのシステム構成図
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 その他の特徴は発表済みのノートPC向け製品、Core i7-8650U/i7-8550UやCore i5-8350U/i5-8250Uと同じ。コア数の増加やTBの改良などで従来より40%の性能向上が見込めるという。