名古屋テレビ放送(メ~テレ)は2017年9月21日、自社イベントの「メ~テレ秋まつり2017」(9月23日~同24日開催)において、ハイブリッドキャストを使った4K映像配信の公開デモンストレーションを行うと発表した。

(出所:名古屋テレビ放送)

 メ~テレは2016年の自社イベントでは、インターネットを使ったハイブリッドキャストによる4K映像のライブストリーミング公開デモを実施した。今回はケーブルテレビ網経由での4Kライブストリーミングの公開デモをハイブリッドキャストを用いて行う。

 今回の公開デモでは、通信パケットを放送波に乗せて一斉に配信できるIPDC(IPデータキャスト)の技術を活用する。マルチキャスト・パケットにエンコードされた4K映像を「FLUTE/ULE」という技術でIPカプセル化し、2K映像の放送波(ケーブルテレビのRF信号)に乗せて伝送する。STB側では放送波の2K映像のほか、ハイブリッドキャストのブラウザーアプリを通じて4K映像を4Kテレビの画面上に表示できる。

 今回のデモは総務省の「ブロードバンドの活用による放送サービスの高度化に向けた技術等検証事業」の一環として実施する。デモの共同実施者として、KDDIとネクストウェーブ、コミュニティネットワークセンターが名を連ねる。AWSエレメンタル(アマゾン ウェブ サービス ジャパン)が機材協力を、IPTVフォーラムとNHK(日本放送協会)が展示協力を行う。

 メ~テレは「ケーブルフェスタ2017」(9月30日~10月1日開催)でも公開デモを実施する。事前に収録した映像データを使い、公開デモを通じてハイブリッドキャストにより2K映像と4K映像を同期した状態で切り替え可能なことを示す。

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