損害保険ジャパン日本興亜は2017年8月21日、スマートフォンで実施した運転診断の結果に応じて自動車保険料を割引する「安全運転割引」の開始を発表した。1台目の新規契約の場合で最大20%の割引となる。同社によると、初めて車を持つ20代前半の新規契約者の平均年間保険料は15万~25万円。20%引きを適用すると3~5万円の割引になる。

 割引の対象は初日が2018年1月1日以降の契約。同社が提供する無料カーナビアプリ「ポータブルスマイリングロード」を8月21日にアップデートして、安全運転割引に利用できる運転診断機能を追加した。

 情報端末を使って保険料を算出する自動車保険を「テレマティクス保険」と呼ぶ。損害保険ジャパン日本興亜によると、スマートフォンアプリを利用するテレマティクス保険は日本初。「先行する欧米では車載器を使ったり、特定の自動車にしか対応しなかったりする場合が多い。スマートフォンを使い、幅広く利用できるようにした」(同社広報)。

 ユーザーは自動車を購入する前に家族の自動車やレンタカー、カーシェアなどでポータブルスマイリングロードを利用して、ハンドリングやブレーキ操作といった運転特性を診断する。十分なデータ(5日以上かつ10時間以上)が集まるとアプリが割引率を表示する。運転診断は何度でも挑戦できる。

ポータブルスマイリングロードの割引率表示例
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 独自のデータクレンジング技術を実装し、自動車以外の走行や本人以外の走行は割引算出の対象データから除外する。