日本郵便の「e発送サービス」で2017年6月28日から発生しているシステム障害について、日本郵便は2017年6月30日夕方時点で原因を特定できていないと明らかにした。ローソン店舗から発送できなくなっている。

 日本郵便は「ローソンとのシステム連携を再開するにはシステム障害の原因を特定する必要がある。復旧・再開は早くて週明け(7月3日)になりそうだ」(広報室)とする。ランサム(身代金)ウエア「WannaCry(ワナクライ)」などのサイバー攻撃によるシステム障害ではないという。

日本郵便の発表
(出所:日本郵便)
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 「e発送サービス」は「メルカリ」や「ヤフオク!」など五つのECサービスで商品を送る際の送り状を、ローソンの店頭端末「Loppi」か郵便局の端末「ゆうプリタッチ」で自動印刷できるサービス。2017年6月20日に始まった。

 日本郵便によれば、6月28日16時ごろにe発送サービス用のシステムの動作が重くなり、処理が途中でタイムアウトする事象が相次いだ。システムを再起動していったん復旧したが、同日17時ごろに同様の事象が再発した。

 もう一度再起動してからは日本郵便側のシステムは正常に稼働している。五つのECサービスとの連携機能や、郵便局の「ゆうプリタッチ」での自動印刷機能も正常に稼働していて、現在も利用できる。

 ただし、システム障害の原因を特定できていないため、ローソン側へに悪影響を及ぼしかねないとしてシステム連携を停止しているという。システム障害発生前のe発送サービスは1日当たり約3万件の利用があり、うちローソンでの利用が2万件以上を占めていた。