クアルコムジャパンは2017年6月20日、都内で同社のVoice&Music事業に関する説明会を実施した。説明会では英Qualcomm Technologies International, Ltd(旧CSR)のアンソニー・マレー氏が来日し、最新のオーディオ関連のトレンドとそれに対する製品を説明した。

英Qualcomm Technologies International, LTD, voice & music business unit Senior Vice President and General ManagerのAnthony Murray(アンソニー・マレー)氏
(撮影:林 徹、以下同)
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 マレー氏は業界を取り巻く新しいトレンドとして、音質の向上と端末からのヘッドセット端子が減っていることを取り上げ、「ワイヤレス化が進む」と説明。またGoogleやAmazonの事例に触れながら、音声を使った各種機器のコントロールが家庭内で利用されていくと、フロントエンドとなるスピーカーマイクがより複雑で高機能なものとなり、「DSPの処理能力が求められるようになる」(マレー氏)。

 新しい利用形態として身に着けるものとして、インテリジェンスを付加した「ヒアラブル(Hearables)デバイスも登場する」と予測した。

オーディオ業界の変化。音楽はストリーミングで聞く事やワイヤレス化、ボイスUIの波が来ている
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 Qualcommはこのような業界の変化に対し、Flashメモリーを使い高いカスタマイズ性を備えたプレミアム製品と、あらかじめQualcommが機能を作り込むことで、自由度は少ないもののすぐに製品化できる二系統の製品でセットメーカーの要望に応えるという。

カスタマイズ性に優れたプレミアム製品と、カスタマイズはできないが高度な機能が事前に組み込まれた製品の二本立て。後者はローエンドからミッドレンジまで幅広い需要に応える
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