靴下メーカーのナイガイは2017年4月27日、インターネット関連企業2社と共同で、新たなデジタルマーケティング施策を開始したと発表した。協業したのは、Q&Aサイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴと、QRコード読み取りアプリなどの開発を手掛けるメディアシーク。

 「商品を通じてお客様の足元にまつわる悩みを解決するのが当社のミッション。そのために、お客様の悩みの声を聞いたり、当社の商品をより多くの方に知ってもらったりするための仕組みを今回の協業で作った」。ナイガイの新谷功執行役員は2社との協業についてこう説明する。

ナイガイの新谷功執行役員
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 オウケイウェイヴとの協業は、ナイガイ商品の口コミサイトと、足にまつわる悩み相談サイトの設立。二つのWebサイトを通じて自社のECサイトへ誘導する考えだ。二つのWebサイトは、オウケイウェイヴの「OKWAVE JOIN」というサービスを活用して構築した。OKWAVE JOINは、Q&Aサイト「OKWAVE」内に企業が企画したページを構築する機能。同日、オウケイウェイヴがサービスを開始したもので、ナイガイが初ユーザーとなる。

 悩み相談サイトでは、医者やファッションコーディネーターなどナイガイが認定した専門家や、ナイガイ社員がユーザーの質問に回答する。これら“人力”の回答と併用して、オウケイウェイヴが開発したAI(人工知能)「あい」がユーザーの質問に答える機能も使える。

 さらに、メディアシークとの協業により、口コミサイトへユーザーを誘導することを狙う。ナイガイ商品に付けたバーコードをメディアシーク製のスマホアプリで読み取ると、簡単に口コミサイトにリンクできる。メディアシークの西尾直紀代表取締役社長は「当社のバーコードリーダーは2400万ダウンロード以上の実績があるが、このような使い方はナイガイが初めて」と話す。

 ナイガイは一連の取り組みを通じ、ECサイトへの流入を1カ月当たり10万人増やす見込み。