モビルスはソフトバンクと組んで、コールセンター向けの多言語対応チャットシステムを開発した。ソフトバンクの対話型FAQシステム「APTWARE」をモビルスのコールセンター向けチャットシステム「モビエージェント」と連携。企業はLINEなどで受け付けた消費者からの問い合わせに、自動で応答するチャット対応システムを構築できる。モビルスは英語や中国語のチャットも可能なAPTWAREの機能を活用し、国内外で同システムを販売する。

自動応答と有人応答の画面例
(出所:モビルス)
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 5月に販売を始める。モビルスはWebサイトやスマートフォンアプリなどを使った、チャットによる対話型の問い合わせ対応システム「モビエージェント」を開発する。大規模コールセンター向けの利用を想定しており、最大で2万人規模の消費者の同時接続が可能。インターネット接続事業者やゲーム事業者などに導入実績を持つ。

 ソフトバンクの「APTWARE」は、自然言語認識技術を使った対話型FAQシステム。サイト訪問者が質問を単語や会話で入力すると、あたかも人間のオペレーターのように自然な会話で回答する。

 両者は協業により、自動応答と有人オペレーターによる応対を組み合わせた、多言語のチャット対応システムを企業に提供する。モビルスのモビエージェントの機能を使うことで、LINEやFacebook Messengerなど、異なる種類のチャットツールからの問い合わせを一括して受け付けることが可能になる。

 モビルスはAPTWAREの多言語対応機能を活用して、アジアを中心にした海外向けにも新システムを拡販する。一例が日本企業が海外に設置したコールセンターで、現地のオペレーターを雇用するケース。オペレーターの画面には現地語のメニューを表示し、消費者への問い合わせには日本語で回答する、といった用途だ。将来的には海外拠点を持つ日本企業や海外企業向けにも、同システムを販売する。