ユニクロは2017年3月16日、スマートフォン用サイトのインタフェースを刷新したと発表した。また同日、同社が進めている「有明プロジェクト」の記者説明会と、東京・有明に開設した新オフィス「UNIQLO CITY TOKYO」の記者向け内覧ツアーを開催した。

ユニクロが開催した説明会の登壇者。左からファーストリテイリング グローバルクリエイティブ統括のジョン・C・ジェイ氏、建築家・Allied Works Architecture創設者のブラッド・クロエフィル氏、ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏、女優の佐々木希さん、クリエイティブディレクター・Inamoto&Co.創設者のレイ・イナモト氏、ファーストリテイリンググループ執行役員 プロジェクト推進室の田中大氏
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 新しいスマートフォンサイトのポイントは(1)サクサク見れてサクサク買える、(2)いつでもどこでも、(3)あなただけのお店――の3点。説明会に登壇したクリエイティブディレクター・Inamoto&Co. 創設者のレイ・イナモト氏は、(1)の例として、操作しやすいようにナビゲーションをスマートフォン画面下部に配置し、まとめ買いを可能にしたと解説。(2)に関しては、既に国内4万3000点のコンビニエンスストアでの受け取りに対応済みだと説明した。(3)に関しては、注文時に襟や形状、柄などを選び購入できるようになっていると紹介した。

 また今後に向けた取り組みとして、米国で実証実験中の「UNIQLO IQ」を紹介した。これはスマートフォンから利用可能な、AI(人工知能)を用いたコンシェルジェサービス。チャットを通じて商品を薦めてくれたり、近隣の商品在庫がある店舗を教えてくれたりする。説明会後のトークセッションには女優の佐々木 希さんが登壇し、イナモト氏から新スマートフォンサイトの紹介を受けた。またUNIQLO IQの使用感のデモを見て「その店舗に行けばよいので楽。すごく返信が早い」などの感想を述べた。UNIQLO IQの日本国内での提供に関しては、検討中だという。

有明プロジェクトで「情報製造小売業」目指す

 有明プロジェクトに関しては、説明会の冒頭でファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長の柳井 正氏が「今までの“アパレルの製造小売業”から“情報製造小売業”に変わる。明日の仕事を今日するという、未来を創る仕事をしていく。1人ひとりの社員が、あるいは社員全員がビジネスリーダーになっていくという会社の在り方に変える。1人ひとりの社員が自分の人生のリーダーとなり、意義のある人生を送る働き方に変えることだ」と説明した。UNIQLO CITY TOKYOがグローバルのヘッドクォーターとなり、イノベーションとクリエイティブのセンターになるという。

説明会で「有明プロジェクト」について話す柳井氏
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