IDOM 執行役員 新規事業・人事担当の北島昇氏
(写真:直江 竜也)
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 「ハードウエアからソフトウエア、サービスへと産業が変化する際に、大きな打撃を受けるのは流通だ。音楽の世界ではCD(コンパクトディスク)からMP3、iTunes Store(米アップルのコンテンツ配信サービス)、Spotify(スウェーデン スポティファイの定額音楽配信サービス)と急激に変わり、CD販売店は淘汰された。自動車の世界でも同じことが起こる、と強い危機感を抱いている」。

 2017年3月2日、大阪で開催している専門展「Cloud Days/ビッグデータ EXPO/セキュリティ/モバイル&ウエアラブル/IoT Japan/ワークスタイル変革/FACTORY」(主催:日経BP社)のKEYNOTEに、自動車買取・販売を手掛けるIDOM(旧ガリバーインターナショナル)で執行役員 新規事業・人事担当を務める北島昇氏が登壇。「IDOMのデジタルトランスフォーメーション-テクノロジー×営業力の向かう先-」という演題で、同社が進めている企業変革の取り組みについて語った。

 北島氏は自動車産業で起こっている主要な動きとして、二つを挙げる。一つは自動運転、もう一つはカーシェアリングを中心とするクルマのサービス化だ。「行きつく先はロボタクシーやオンデマンド・バスなど、ドライバーレスでクルマを必要なときにサービスとして利用できる社会。こうした動きはもはや無視できない」(北島氏)。

 こうした変化を乗り切るために、同社が実行したのは社名変更。2016年7月に、ガリバーインターナショナルからIDOMとなった。「改革の意志を社外だけでなく、社内にも明確に伝える必要があった」(北島氏)からだ。

 新社名は社員から募った。「200~300の候補が挙がったが、どれも格好がいいものだった。当社が目指す改革の本質を見つめ直したところ、中心となるのは『挑む』文化だと悟った」(北島氏)。

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