ヤフーは2017年2月2日、ネットオークション「ヤフオク!」でフリーマーケット(フリマ)サービスを本格的に始めると発表した。これまでスマートフォンアプリに限定していたフリマ型出品の対象機器を、PCを含めた全機器へと広げた。購入者がフリマ型出品の商品だけを探せる機能も搭載。サービス名称にも「フリマ」を冠するなど名実ともにフリマへ参入し、メルカリをはじめとする同分野大手に対抗する。

 ヤフーは2016年6月、即決価格、つまり定額で出品できるフリマ型サービス「ワンプライス出品」をスマホアプリ限定で開始。競りで価格を決めるオークション方式に加えて事実上、フリマサービスに参入した(関連記事)。

 今回、同サービスの名称を「フリマ出品」と変更し、PCやスマホなどのWebブラウザー上からも使えるようにした。「フリマ出品」はどの機器からでも月額会員費無料で利用できる。通常のヤフオク!に出品するには月額498円(税込み)を支払って「Yahoo!プレミアム会員」に登録する必要がある。

「フリマモード」の検索画面例
(出所:ヤフー)
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 購入者向け機能も刷新。フリマ出品などの定額で出品された商品だけを検索できる「フリマモード」を導入した。

 ヤフーによればヤフオク!の全出品数5000万点のうち、過半数の2600万点が定額で出品されている。フリマ出品の前身であるワンプライス出品を試した利用者が、月額会費を払ってYahoo!プレミアム会員に入るケースが増えるなど、「オークションサービスの間口を広げることにつながっている」(同社)。