レッドハットは2018年1月17日、都内で記者会見を開き、クラウドネイティブなサービス開発に特化した軽量な実行環境(ランタイム)「Red Hat Openshift Application Runtimes」を提供開始したと発表した。価格は12万8700円(税別)から。あわせて、企業向けハイブリッドクラウド、コンテナアプリケーション分野で富士通との協業を強化し、2018年3月から「FUJITSU Cloud Service K5」上で「Red Hat OpenShift Container Platform」を提供開始することも明らかにした。

 記者会見では、同社のプロダクトソリューション本部 本部長 岡下浩明氏が同社のマイクロサービス戦略を説明。その中で新製品「Red Hat Openshift Application Runtimes」について紹介した。岡下氏は、「1個の実行環境(ランタイム)と1個のサービスを組み合わせてコンテナ化している」と特徴を示した。

レッドハット プロダクトソリューション本部 本部長 岡下浩明氏(撮影:下玉利 尚明、以下、同じ)
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 1個のランタイムに複数のサービスが「同居する」従来のコンテナでは、アップデートの際にもコンテナ単位で実行しなくてならないなど、「機動力やスピードに課題があった」(岡下氏)という。それに対して新製品では、1個の実行環境に1個のサービスでコンテナ化することで、「サービスのデリバリースピードを上げることができる」(岡下氏)。

 富士通との協業では、FUJITSU Cloud Service K5上で新たにRed Hat OpenShift Container Platformをサービスメニューとして追加し、「Red Hat OpenShiftのサポートサービス提供、FUJITSU Cloud Service K5でOpenShift環境を提供など、協業をより強化する」と述べた。

 岡下氏は、「多くのアプリケーションがモノリシック化、さらにはマイクロサービス化している。デジタルトランスフォーメーションを加速させ、エンタープライズ分野におけるマイクロサービスアーキテクチャー(MSA)の扉を開けたい」と今後の意気込みを示した。

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