富士通クライアントコンピューティングは2018年1月16日、都内でPCの新製品発表会を開催し、富士通のAI技術を利用したアシスタント「ふくまろ」や法人向けPCの新製品を発表した。

 発表会には富士通クライアントコンピューティングの齋藤邦彰社長が登壇(写真1)。「富士通のPC事業は1981年のFACOM 9450以来、37年の歴史がある。技術を磨き続ける『匠』、タイムリーに提供する『疾風』をこれからも大事にしていきたい」と語った。

写真1●富士通クライアントコンピューティングの齋藤邦彰社長
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 個人向けPCに搭載する新たな音声アシスタントとしては「ふくまろ」の詳細を発表した(写真2)。「PCの能力を最高に引き出してくれるアシスタントだ。家族の一員として役に立つことを目指している。PCはAIスピーカーとしても使えることを知ってほしい」(齋藤氏)と紹介した。

写真2●音声アシスタント「ふくまろ」
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 基盤となる技術は富士通のAI技術である「Zinrai」を利用しており、基本的な機能はクラウドではなくローカルで動作することが特徴になるという(写真3)。

写真3●「Human Centric AI Zinrai」を利用
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 発表会では動画や寸劇を使って、ふくまろの利用シーンを詳しく紹介した(写真4)。利用者が話しかけるとPCに保存した写真を表示する、留守番をする、家電を操作するなどの機能を実演した。会話時の語尾や一人称は「まろ」で、「このツアーが良いまろ」などと話す。

写真4●ふくまろの利用シーンを寸劇で紹介
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 今後の展望として、「一つひとつの機能は既に実現されているものばかりだが、簡単に使えることが重要だ。今後はAIを進化させ、家族の個性に合わせて進化し、感情も入れるなど、できることを増やしていく」(齋藤氏)と語った。

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