トッパン・フォームズは2016年12月12日、近距離無線通信規格であるBluetooth Low Energy(BLE)とNear Field Communication(NFC)の両方を採用したRFID対応温度ロガー「オントレイシス タグ」を開発したと発表した。独自開発した高機能保冷剤「メカクール」と専用保冷箱を組み合わせ、RFID温度履歴管理システム「Ontrasys/オントレイシス」の新型として2017年4月に発売する予定。

RFID対応温度ロガー「オントレイシス タグ」
(出所:トッパン・フォームズ)
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 日本の医薬品業界では、欧米で採用される医薬品の流通過程における品質管理基準GDP(Good Distribution Practice)に倣い、輸送時の品質管理を厳格化する傾向にある。また、食料品に対する安全安心を求める声も強くなっている。

 同社は、2013年に定温輸送ソリューション「オントレイシス」を発売。今回、専用端末に替わってスマートフォンやタブレット端末など汎用機器で効率的に運用できる新型にモデルチェンジした。

 オントレイシス タグは、複数タグへの一括処理ではBLE通信によって市販のスマートフォンやタブレットを活用でき、出荷時や配送終了時の個別処理ではNFCを使って簡単に温度履歴を収集・管理できる。表示部は、文字・図形表示が可能な電子ペーパーと、温度や各種モード表示が可能な液晶の2種類をラインアップした。

オントレイシス タグの利用例
(出所:トッパン・フォームズ)
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 液晶は数字およびモード表示に対応。電子ペーパーはバーコードや目的地などの情報をグラフィカルに表示でき、幅広い業務に対応する。

 この他にも、電波を発信しないモードを用意し、航空機への搭載も可能。異常温度検知時にはアラームなどで警告を通知する。

 電池寿命は約1年(使用条件による)。対応OSはAndroid5.0以上(iOSは今後対応予定)。オントレイシス タグ単体の価格は2万~3万円を予定する。2017年度に4億円の売り上げを見込む。

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