LINEは2016年11月14日、9月開催の開発者向けイベント「LINE DEVELOPER DAY 2016」(関連記事:LINEがチャットボット開発環境を正式公開、GitHubなどとの連携も可能に)で告知したチャットボットの開発コンテスト「LINE BOT AWARDS」の詳細を明らかにした。グランプリ(1作品)には1000万円、10種類の部門賞(1作品ずつ)には50万円(学生部門は100万円)の総額1550万円の賞金を用意した。国や地域、年齢、個人/法人に制限なく、誰でも複数の作品を応募できる。

写真1●LINE BOT AWARDSの今後のスケジュール
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 11月下旬に応募の受け付けを始める。締切は2017年2月22日となり、3月上旬には優秀作品を決定する予定である。部門の種類は、「ライフスタイル」「エンターテイメント」「ゲーム」「対話エンジン」「グループトーク」「IoT/Beacon」「学生」「スタートアップ」「ローカライズ」「GEEK」。審査の基準としては「お役立ち度」「ユーザーからの支持」「LINEらしさ」「インパクト」「サービスの継続性」といった観点を掲げている。

 LINEは同日、渋谷オフィスで「LINE BOT AWARDS大説明会Vol.01(東京)」を開催。説明会に登壇したビジネスプラットフォーム事業室の砂金信一郎・戦略企画担当ディレクターは審査について、「一番大事に考えているのは世の中のお役立ち度」とした。一方、ユーザーからの支持とは「友だちの獲得数を意味する。早く開発してすぐに応募すれば露出が高まって有利になる」とアドバイスした。さらにLINEらしい凝ったUI/UX、コンテストの終了後もサービスの提供を継続できるように「多少、お金が回るような仕組みで運営できること」(同)なども審査の重要な観点として挙げた。

写真2●説明会に登壇したLINE ビジネスプラットフォーム事業室の砂金信一郎・戦略企画担当ディレクター
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 このほか、説明会ではトランス・コスモスやさくらインターネット、Nextremer(対話ロボット「AI-Samurai」などを開発)によるパネルディスカッション、グルメQ&Aアプリ「ペコッター」を開発・運営するブライトテーブルによるプレゼン、LINE Messaging APIの解説などが行われた。同社の「LINE LIVE」でも配信中である。

 LINEは今回のコンテスト開催に当たり「インフラ提供」や「技術協力」、「Line Business Connect」、「API提供」などの面で様々なパートナーと連携を進める。現在も募集しており、パートナーを巻き込みながら盛り上げていく考え。同社やパートナーを通じて様々な勉強会やハッカソンが開かれるもようだ。