クラウド型労務管理ソフト「SmartHR」を提供するKUFUと、クラウド型採用管理ソフト「Talentio」を提供するタレンティオは2016年11月8日、互いのソフトを連携させる業務提携の第一弾として、内定者の情報をTalentioからSmartHRにワンクリックで送信できるようにした。

Talentio上で「SmartHRに登録」ボタンをクリックすることによって、内定者の情報をSmartHRに通知できる
(出所:KUFU)
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 今回の連携により、企業の採用担当者は、Talentio上にある内定者の情報に対して「SmartHRに登録」ボタンをクリックすることによって、SmartHRに通知を送ることができる。通知を受けた労務担当者は、内定者の情報を確認し、従業員データとしてSmartHRに反映させることができる。内定者情報として履歴書や職務経歴書などのファイルを添付することも可能。

 SmartHR側では今回、Talentioから内定者のデータを受け取れるように機能を拡張し、Talentio向けに独自のAPIを作成した。一方のTalentio側では、SmartHRが用意したWeb APIを利用して内定者のデータをワンクリックで引き渡せる専用画面を作成した。

 今後、SmartHRの従業員データベースと、Talentioの採用プロセスの分析・検証機能をひも付けて分析できるようにする予定である。例えば、長期にわたって活躍している社員はどの採用チャネル経由での入社が多いかなど、入社前と入社後の情報を横断的にデータ解析できる機能を開発する。

 なお、SmartHRは、企業が行う社会保険や雇用保険の手続きの自動化を目指すクラウド労務ソフトである。従業員情報を入力するだけで必要書類を自動作成し、総務省が提供するe-Gov APIと連携し、Web上から役所への申請もできる。マイナンバーの収集・管理機能や、Web給与明細、年末調整の書類作成機能も搭載している。開発者向けにWeb API「SmartHR for Developers」も公開している。

 一方のTalentioは、採用活動を効率化し、人工知能(AI)を用いてより良い採用活動を提案するクラウド型採用管理ソフトである。候補者の一元管理機能や選考フローの設計に加え、応募ページの作成もできる。