米ウーバーテクノロジーズ(Uber)の取締役兼チーフアドバイザーを務めるデイビッド・プロフ氏は2016年11月2日、東京都内で開催された在日米国商工会議所(ACCJ)主催の会合で「都市における移動の未来」をテーマに講演した(写真)。プロフ氏は、ウーバーのプラットフォームが移動にまつわる課題をテクノロジーで解決し、それがさまざまな都市問題の解決にもつながると強調した。

写真●東京都内で講演する米ウーバーテクノロジーズ(Uber)取締役兼チーフアドバイザーのデイビッド・プロフ氏
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 具体例として、自動車の利用効率の悪さを挙げた。「車の台数は増え続けているが、実際に稼働している車は数パーセントしかない。稼働していても、運転手1人しか乗っていないことも多い。都市の貴重なスペースが駐車場に費やされてもいる」(プロフ氏)。

 ウーバーのライドシェアサービスでは、自動車・運転手と利用者をシステム上でマッチングする。乗車地・降車地が異なる複数の利用者が相乗りした場合でも、最短時間で済むように自動的にルート設定をする。

 プロフ氏はこれによって車の利用効率が上がり、渋滞を減らせる意義を語った。「自動車から発生する排気ガスによる環境負荷の抑制につながる。公共交通機関が通っていない地域に住み、車を保有しない人が、安価で柔軟な移動手段を得られる」(プロフ氏)。

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